あなた横浜市の面接では何を聞かれる?8分間の模擬授業や場面指導は、どう準備すればいい?
横浜市教員採用試験の第2次試験では、模擬授業と個人面接が行われます。
個人面接は約30分あり、その中には約2分の模擬対応(場面指導)も含まれます。
面接カードに書いた内容だけでなく、横浜市の志望理由、教育実習などの経験、模擬授業の振り返りまで、自分の言葉で説明できる準備が必要です。
横浜市の面接対策は、面接カード・過去質問・模擬対応・模擬授業の4つをつなげて進めます。
文章を丸暗記するのではなく、経験をもとに考えと行動を説明できる状態を目指しましょう。
この記事では、2027年度採用(令和8年度・2026年実施)の公式情報と過去の受験報告をもとに、横浜市の面接対策を整理します。
横浜市教員採用試験|面接試験の概要
2027年度採用の夏実施では、第2次試験で約8分の模擬授業と約30分の個人面接が実施されます。
個人面接では、養護教諭を除き、約2分の模擬対応も行います。養護教諭は模擬授業の代わりに模擬対応を実施します。
2026年の春実施は小学校区分のみで、第二次試験は模擬授業と個人面接です。模擬授業は夏実施と同じく8分間ですが、日程や提出方法は春実施の案内で確認してください。
横浜市は公式Q&Aで、教員採用試験を「人物重視」で行うと示しています。
面接用に整えた言葉を暗記するより、これまでの経験から何を学び、教員としてどう行動するかを自分の言葉で伝えることが重要です。
横浜市の面接で評価される6つの内容
横浜市の個人面接では、回答の内容だけでなく、態度、表現力、信頼感、協調性、専門性、使命感まで総合的に見られます。
礼儀、落ち着き、明るさ、社会人としてのマナー
質問の理解、話のわかりやすさ、適切な言葉と明瞭な声
倫理観、公平性、計画性、情緒の安定
組織での行動、周囲との協力、他者への共感
教育への情熱、学び続ける姿勢、経験を生かす力
子どもへの教育的愛情、粘り強さ、人権意識と職務の自覚
この評価内容は、横浜市が求める3つの教師像ともつながっています。
- 教育への使命感や情熱をもち、学び続ける教師
- 「チーム学校」の一員として、ともに教育を創造する教師
- 子どもによりそい、豊かな成長を支える教師
志望動機や自己PRを作るときは、教師像の言葉をそのまま使う必要はありません。
自分の経験のどこに使命感や協働性、子どもへの関わりが表れているかを考え、具体的な行動で説明しましょう。
「協調性があります」だけでは評価につながりにくいです。誰と、どんな課題に対して、どう動いたのかまで話せるようにしてください。
横浜市の面接カードは深掘りを想定して書く
横浜市の面接カードは、個人面接で質問を組み立てる基礎資料です。
2026年実施の夏試験では、黒のボールペンで自筆し、A4両面の原本とコピー2部の計3部を第一次試験日に提出する指定でした。




提出部数や提出時期は変更される場合があります。受験年度の面接カード記入要領を必ず確認してください。別紙の貼付・添付はできません。
面接カードの主な記入項目
教員を志望する理由と、横浜市を選んだ理由
これまでに最も困難と感じたことと、その対応
これまでの人との関わりで心に残ったこと
教員として大切だと思うこと
自身の長所・短所
部活動、クラブ、ボランティア、教育実習
特技、資格、趣味、検定、入賞歴など
学歴、職歴、免許状、健康状態など
志望理由は3つをつなげる
横浜市の面接カードでは、教員を志望する理由に「横浜を選んだ理由」も含めて書きます。
横浜市の施策を並べるだけではなく、自分が目指す教師像との接点を示します。
書き終えたら、各記入内容に対して「なぜ」「具体的には」「横浜市でどう生かすか」と質問し、答えに詰まる部分を修正してください。
横浜市の個人面接で聞かれた質問例
横浜市では、面接カードの内容、志望理由、教育観、教育実習などの経験、模擬授業について質問されています。
- 志望動機を教えてください
- なぜ横浜市を志望したのですか
- 神奈川県や川崎市ではなく、横浜市である理由は何ですか
- 横浜市の魅力はどこだと思いますか
- 横浜市の教員になるうえでの意気込みを教えてください
- 教員を目指したきっかけは何ですか
- 教員に必要な力を3つ挙げてください
- あなたの良さを具体的に教えてください
- 教育実習で褒められたこと、苦労したことは何ですか
- 模擬授業の対象学年をどのように設定しましたか
- なぜその学年に設定したのですか
- 模擬授業を行った感想を教えてください
- 働き方改革についてどう考えますか
- 最近気になったニュースを教えてください
「なぜ横浜市か」「なぜそう考えるか」「その経験から何を学んだか」という深掘りが多いため、最初の回答だけを用意しても足りません。
1つの回答につき、理由、具体例、採用後の行動まで説明できるようにしておきましょう。
約2分の模擬対応は初動を整理する
養護教諭を除く受験者は、個人面接の中で約2分の模擬対応を行います。
あなたは4年生の担任です。休み時間に子どもたちが鬼ごっこをしていますが、同じ子どもばかり鬼をやらされています。どのように指導しますか。
短時間で解決しようとせず、まず安全を確認し、関係する児童から事実と気持ちを聞き取ります。
そのうえで必要な指導を行い、継続して見守ることや、管理職・関係職員と共有することまで説明できると、組織的な対応が伝わります。
横浜市の模擬授業は8分間
横浜市の模擬授業は、教科等の1単位時間の授業計画を立て、その一部を8分間で実演します。
準備と片付けの時間は8分間に含まれません。テーマは事前に公表されます。
1単位時間の授業計画を立てて一部を実演
黒板・チョークまたはホワイトボード・マーカー
両面印刷可。貼付不可。見ながら実演できる
机間指導のため面接員へ接近することは禁止
受験区分ごとのテーマ
小学校における教科の授業。道徳、外国語活動、総合、特別活動を除く
中学校における受験教科の授業。道徳、総合、特別活動を除く
特別支援学校における教科の授業。道徳、外国語活動、総合、自立活動等を除く
高等学校における受験教科の授業。総合的な探究の時間、特別活動を除く
模擬授業で意識したい3つの内容
8分で何を理解・思考させるかを一つに絞る
発問、予想される反応、確認の言葉まで準備する
授業の意図、工夫、改善点を口頭で説明できるようにする
8分間を説明だけで埋めるのではなく、児童生徒が考える問いと、反応を受け止める言葉を入れてください。
板書を使えるため、話す内容だけでなく、文字の大きさ、書く位置、発問とのつながりも実演して確認します。
模擬授業は、作った指導案を眺めるだけでは仕上がりません。毎回8分を測り、声・立ち位置・板書まで含めて実演しましょう。
横浜市の面接対策を進める5STEP
横浜市の面接対策で何から始めるか迷ったら、次の順番で進めてください。
- STEP 1最新の公式案内を確認する
面接カードの提出方法、模擬授業のテーマ、当日の持ち物を確認します。
- STEP 2面接カードの下書きを作る
志望理由、困難への対応、教育観、長所・短所を経験と結びつけて整理します。
- STEP 3深掘り質問へ声に出して答える
「なぜ横浜市か」「具体的には」「教員としてどう生かすか」を説明します。
- STEP 4模擬対応を2分で実演する
事実確認、児童生徒への対応、組織的な共有までを場面に合わせて行います。
- STEP 5模擬授業を8分で繰り返す
時間を測り、発問、板書、立ち位置、授業後の振り返りまで修正します。
面接カードが完成してから話す練習を始める必要はありません。
書く、話す、詰まった部分を直す、もう一度話す。この循環で準備した方が、深掘り質問への対応力も上がります。
INTERVIEW SUPPORT
作った回答を、自分だけで判断していませんか?
面接カードや回答は、自分では「伝わっているつもり」になりやすい部分です。志望動機・自己PR・質問への回答を確認しながら、横浜市の個人面接に向けて修正できます。
横浜市の面接対策でよくある質問
Q面接試験の時間はどれくらいですか?
2026年の夏実施では、模擬授業が約8分、個人面接が約30分です。個人面接内で約2分の模擬対応も行います。
Q面接官は何人ですか?
過去の選考基準では、個人面接・模擬授業ともに面接員2人が評定しています。受験年度の公式案内も確認してください。
Q面接カードは手書きですか?
2026年の夏実施では、黒のボールペンを使い、自筆・楷書で記入する指定でした。修正液は使わず、修正箇所を二重線で消して書き直します。
Q模擬授業で板書はできますか?
できます。試験教室の黒板とチョーク、またはホワイトボードとマーカーを使用できます。
Q模擬授業に資料を持ち込めますか?
2026年の夏実施では、A4用紙1枚まで持ち込めました。両面印刷は可能ですが、資料の貼付はできません。
まとめ|面接カード・模擬対応・模擬授業をつなげる
横浜市の第2次試験では、8分間の模擬授業と約30分の個人面接が行われます。
- 面接カードは深掘り質問まで想定して作る
- 志望理由は「なぜ教員か」「なぜ横浜市か」をつなげる
- 過去質問は丸暗記せず、自分の経験から答える
- 模擬対応は約2分で初動を実演する
- 模擬授業は板書を含めて8分で練習する
面接カードを書く、声に出す、答えにくかった部分を直す。模擬対応と模擬授業も実演し、第三者の質問を受けながら仕上げてください。
参考:横浜市教育委員会「令和8年度実施 横浜市公立学校教員採用候補者選考試験【夏実施】受験案内」「第二次試験について」「Q&A(よくあるお問合せ)」。質問例は過去の受験報告をもとに整理しています。試験内容は変更される場合があるため、受験時は最新の公式情報を確認してください。


教採ギルド代表
福永 真 Makoto Fukunaga
あ、どうも、サイト代表の「福永 真」です。
「教採ギルド(教員採用試験の情報・対策サイト)」では、公立学校の先生になりたい方に向けて、教員採用試験に関する情報を発信しています。
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