あなたさいたま市の面接では何を聞かれる?自己申告書や教科の専門質問は、どう準備すればいい?
さいたま市教員採用試験では、個人面接だけを練習しても十分ではありません。
第2次試験では、教職全般に係る個人面接に加えて、校種・教科ごとの「教科等の専門性に係る質問」、さらに集団面接も行われます。
自己申告書の内容も選考の参考資料になるため、書類・個人面接・専門質問・集団面接をつなげて準備することが重要です。
さいたま市の面接対策は、自己申告書・教職全般の質問・教科等の専門性に係る質問・集団面接の4つを組み合わせて進めます。
特に専門質問は過去2年分が公表されているため、自分の校種・教科で何が問われているかを確認してから対策しましょう。
この記事では、2027年実施に向けて、現時点で確認できる公式情報と過年度の質問例をもとに、さいたま市の面接対策を整理します。
さいたま市教員採用試験|面接試験の概要
さいたま市の第2次試験では、個人面接と集団面接が実施されます。
個人面接では、通常の面接質問だけでなく、志願する校種・教科について専門的な質問も行われる点が大きな特徴です。
自己申告書や経験に関する質問に加え、校種・教科ごとの知識、指導方法、評価などについて確認されます。
質問を的確に捉え、自分の考えを簡潔かつ明確に説明できるかが確認されます。
実技試験を実施しない志願区分では、第2次試験は論文100点・個人面接150点・集団面接100点の計350点です。実技対象者は実技100点を加えた450点となります。
さいたま市の面接で評価される内容
さいたま市は、次の3つを備えた「常に学び続ける教師」を求めています。
周囲と信頼関係を築き、協力しながら教育活動に取り組む力
教育公務員として責任を持ち、児童生徒の成長を支える姿勢
知識を持っているだけでなく、実際の教育活動へ生かす力
個人面接|教職全般に係る質問
強い使命感や教育への情熱が感じられるか
豊かな社会性を備えているか
専門職としての自覚があるか
実践的な専門性を身に付けているか
個人面接|教科等の専門性に係る質問
教科の指導内容に関する知識があるか
幅広く豊かな教養があるか
深い専門的知識があるか
専門的な知識に基づく実践力があるか
新たな学びを展開できる実践的指導力があるか
適切な評価を行うための工夫はあるか
専門知識を暗記するだけではなく、「その内容をどう教えるか」「児童生徒をどう見取るか」まで説明できることが求められます。
集団面接
さいたま市が求める教師像に基づく資質・能力、適性等を有しているか
質問を的確に捉え、適切な考え方や判断ができるか
簡潔、明確な受け答えができるか
常に学び続けようとする素直さや謙虚さを有しているか
評価基準を見ると、うまく話せるかだけを見ている試験ではありません。「なぜそう考えるのか」「実際ならどう動くのか」まで説明できる回答を作っておきましょう。
さいたま市の自己申告書は面接を想定して書く
さいたま市では、筆答試験や面接試験などの成績に加えて、自己申告書や志願書も参考資料として総合的に選考されます。
自己申告書には、教員免許状、資格・免許、趣味・特技などのほか、これまでの経験を踏まえて、さいたま市の教員として取り組みたいことを自己PRも含めて記入します。


大きな記述欄では、この3つを一つの流れとして具体的に説明する必要があります。
対象となる経験は、教員経験だけではありません。社会人経験、部活動、ボランティア活動、国際貢献活動、卒業論文や研究なども含まれます。
「何を経験したか」だけで終わらず、その経験から得た強みを、さいたま市の学校現場でどう生かすのかまでつなげましょう。
記入欄に収まるように作成し、別添資料は提出できません。自己PR欄は図やイラストを使用することもできます。
書いたら、「なぜそう考えたのか」「具体的には何をしたのか」「教員としてどう生かすのか」と質問された場合まで準備してください。
さいたま市の個人面接で聞かれた質問例
過去の面接では、志望理由や自己PRだけでなく、教育実習、生徒指導、管理職との関係、さいたま市の教育など幅広く質問されています。
- あなたにとって、志望科目はどんな科目ですか。
- あなたにとって、やりがいの感じられる仕事とはどんな仕事ですか。
- あなたの強みが生かされた出来事はありますか。
- アルバイトはしていましたか。
- いじめが発覚したら、どのように対応しますか。
- 管理職に納得のできないアドバイスをされたらどうしますか。
- 教育実習で困ったことはありますか。
- 教師の仕事の中で一番大切なことは何ですか。
- 埼玉県とさいたま市の教育の違いは何だと思いますか。
- さいたま市の「よい授業」について、あなたならどうしますか。
- 「いじめ」を未然に防ぐために、日頃からどのような指導を行いますか。
- 「罪を憎んで人を憎まず」という言葉を、児童生徒との関係においてどう考えますか。
- あなたの強みは何ですか。
この質問を順番に暗記する必要はありません。
志望動機、経験、強み、生徒指導、組織対応、さいたま市の教育といったテーマごとに、自分の考えを整理しておく方が実戦的です。
回答した後に「なぜ?」「具体的には?」「そのときあなたは何をした?」と聞かれても答えられるようにしてください。表面的な答えだけではなく、経験や行動まで説明できる状態を目指します。
教科等の専門性に係る質問は過去2年分を確認する
さいたま市では、個人面接の中で「教科等の専門性に係る質問」が行われています。
一般的な面接質問とは性格が異なり、学習指導要領や教科の知識だけでなく、授業での指導方法や評価方法まで問われます。
学習指導要領や教科・領域に関する基本的な知識
その内容を児童生徒へどのように指導するか
学習状況をどう見取り、どのように評価するか
たとえば小学校では、教科の知識を直接答える質問だけでなく、「授業でどのように指導するか」「児童の学習状況をどう見取るか」まで問われています。
中学校・高等学校でも、専門知識を答えて終わりではなく、その知識を授業や評価へどうつなげるかを確認する質問が多くあります。
過去2年分の質問例PDF
さいたま市が公表している過去2年分の質問例を確認できます。
自分の校種・教科について、2年分とも確認してください。
同じ問題を覚えるのではなく、どの知識が問われているか、知識をどのように授業へ結び付けているか、どのような評価場面が問われているかを見ることが重要です。
さいたま市を受けるなら、この2年分はかなり重要です。質問集を見るだけではなく、実際に口頭で答えてください。知識は分かっていても、30秒〜1分で説明しようとすると意外と詰まります。
集団面接は簡潔・明確に答える練習をする
集団面接では、自分だけが長く話すことはできません。
質問を正しく理解し、結論を先に伝えたうえで、理由や具体例を短く補足する練習が必要です。
聞かれた内容に対する結論を最初に示します。
複数の話を詰め込まず、理由や具体例を一つ補足します。
他の受験者がいることを意識し、必要以上に長く話しません。
評価基準でも、「質問を的確にとらえること」「簡潔、明確な受け答え」が明示されています。
回答内容だけでなく、相手の話を聞く態度や落ち着いた受け答えも含めて練習しておきましょう。
さいたま市の面接対策を進める5STEP
何から始めるか迷ったら、次の順番で進めてください。
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STEP 1
評価基準を確認する
さいたま市がどのような教師を求め、面接で何を確認しているのかを把握します。
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STEP 2
自己申告書を作る
経験、強み、自己PR、さいたま市で取り組みたいことを一つの流れにします。
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STEP 3
教職全般の質問を練習する
志望理由、経験、生徒指導、組織対応などについて、自分の言葉で説明します。
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STEP 4
専門質問を2年分解く
自分の校種・教科について、知識・実践力・指導と評価の3方向から準備します。
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STEP 5
集団面接の長さで答える
結論を先にして、簡潔かつ明確に回答する練習を繰り返します。
自己申告書を完成させてから面接練習を始める必要はありません。
下書きを作ったら声に出し、説明しにくかった部分を直して、もう一度話します。
専門質問も同じです。PDFを読んで終わるのではなく、実際に声に出して答えられるところまで進めてください。
INTERVIEW SUPPORT
作った回答を、自分だけで判断していませんか?
自己申告書や面接回答は、自分では「伝わっているつもり」になりやすい部分です。 志望動機・自己PR・質問への回答を確認しながら、本番で説明できる内容へ修正できます。
さいたま市の面接対策でよくある質問
Q 個人面接は何分ですか?
過年度は1人につき約20分です。教職全般に係る質問と、教科等の専門性に係る質問が行われます。
Q 専門的な教科質問もありますか?
あります。さいたま市は過去の質問例も公表しています。学習指導要領や教科の知識だけでなく、指導方法や評価についても質問されています。
Q 自己申告書は面接で使われますか?
自己申告書や志願書は選考の参考資料です。書いた内容について聞かれても説明できるよう、具体例や追加質問まで準備してください。
Q 集団面接では何を意識すればいいですか?
質問に直接答え、簡潔かつ明確に伝えることです。結論、理由、具体例を短くまとめる練習をしてください。
Q 面接対策はいつから始めればいいですか?
筆記試験と並行して始めて構いません。まず自己申告書につながる経験や志望理由を整理し、短い回答から声に出して練習してください。
まとめ|自己申告書と専門質問までつなげて準備する
さいたま市の面接対策は、一般的な質問への回答だけでは終わりません。
- 自己申告書は追加質問まで考えて作る
- 教職全般の質問は経験や具体的な行動まで説明する
- 教科等の専門性に係る質問は過去2年分を確認する
- 知識だけでなく指導方法や評価まで準備する
- 集団面接では簡潔・明確に答える
特に、さいたま市が公表している専門質問のPDFは重要な対策資料です。
読むだけで終わらず、実際に質問されているつもりで声に出し、説明できない部分を一つずつ補っていきましょう。
参考:さいたま市教育委員会「さいたま市立学校教員採用選考試験 選考方針」「自己申告書」「個人面接、教科等の専門性に係る質問例」。一般質問については、公式公表資料および過去の受験報告をもとに整理しています。試験内容は年度によって変更される場合があるため、受験時は最新の公式情報を確認してください。


教採ギルド代表
福永 真 Makoto Fukunaga
あ、どうも、サイト代表の「福永 真」です。
「教採ギルド(教員採用試験の情報・対策サイト)」では、公立学校の先生になりたい方に向けて、教員採用試験に関する情報を発信しています。
孤独になりがちな教採対策の伴走者として、気軽に活用してください☺️








