あなた神奈川県の面接では何を聞かれる?面接カードや自己アピール書は、どう準備すればいい?
神奈川県教員採用試験の第2次試験では、模擬授業と個人面接が実施されます。
志望動機や自己PRだけでなく、生徒指導、保護者対応、教育課題など幅広く質問されています。
さらに、面接カードや自己アピール書に書いた内容から話が広がることもあるため、定番質問の答えを暗記するだけでは対応しにくいです。
神奈川県の面接対策は、評価観点・提出書類・過去質問・模擬授業の4つを組み合わせて進めます。
特に、書類に書いた内容から追加質問を予測し、自分の経験や考えを口頭で説明できる状態にしておきましょう。
神奈川県教員採用試験|面接試験の概要
神奈川県教員採用試験では、第2次試験で個人面接が実施されます。
過去の受験者から教採ギルドへ寄せられた情報を含めて整理すると、個人面接は次のような形式です。
試験時間と面接官数は、2025年実施試験までに教採ギルドへ寄せられた受験者報告をもとにしています。年度や受験区分によって変更される場合があります。
個人面接では、面接カードや自己アピール書だけでなく、教育観、生徒指導、保護者対応、組織での働き方などについても質問されています。
そのため、「志望動機と自己PRだけ準備する」という進め方では足りません。
神奈川県の個人面接で見られる6つの観点
神奈川県教育委員会は、個人面接の評価観点を公表しています。
2026年実施試験では、次の6つです。
社会人としてのマナー、落ち着き、礼儀、明朗さなど。
質問を理解し、考えをわかりやすく伝える力など。
倫理観、計画性、公平・公正な姿勢、安定した対応など。
同僚や保護者、地域と協力し、組織の一員として行動する力など。
教育への情熱、学ぶ姿勢、経験や得意分野を教育に生かす力など。
子どもへの教育的愛情、粘り強さ、職務への自覚、人権意識など。
ここで注目したいのは、評価対象が回答の内容だけではないことです。
たとえば、立派な内容を話していても、質問とずれた回答を長く続ければ「判断力・表現力」にはつながりにくくなります。
逆に、生徒指導や保護者対応では、自分一人で解決しようとせず、管理職や同僚と連携する姿勢も重要です。
6項目を暗記する必要はありません。回答を作ったら「この話から面接官に何が伝わるのか」を確認すると、方向性を修正しやすくなります。
神奈川県の面接カード・自己アピール書
神奈川県では、面接対策とあわせて面接カードや自己アピール書も準備します。
書類を完成させること自体が目的ではありません。面接官が書類を見たときに、何を追加で聞きたくなるかまで考えて作成しましょう。
面接カード
面接カードは、単に空欄を埋めればよい書類ではありません。
書いた内容について「なぜそう考えたのか」「具体的な経験はあるか」「学校現場でどう生かすか」と聞かれても説明できるようにしておきます。
自己アピール書
自己アピール書では、自分の経験や能力を並べるだけでなく、それを教員としてどう生かすのかまで考えます。
実際の様式にも、個人面接の中で記載内容について聞く場合があることが示されています。
面接カードや自己アピール書を完成させたら、「この文章を読んだ面接官なら何を聞くか」を考えます。書類作成と面接練習を分けないことがポイントです。
神奈川県の個人面接で聞かれた質問
ここからは、2023〜2025年実施試験で受験者から教採ギルドへ寄せられた質問を紹介します。
一問ずつ回答を暗記するのではなく、テーマごとに自分の考えを整理するために使ってください。
質問に答えて終わりではなく、「なぜ?」「具体的には?」「学校現場ではどう生かす?」まで追加で聞かれることを想定して準備しましょう。
志望動機・人物について
- なぜ教員を志望したのですか。
- なぜ多くの自治体の中から神奈川県を選んだのですか。
- あなたの長所と短所を教えてください。
- その長所を教育現場でどう生かしますか。
- 短所を克服するためにどんなことをしていますか。
- 学生時代に最も力を入れたことは何ですか。
- これまでのボランティア経験について教えてください。
- あなたの趣味や特技は何ですか。
- 趣味や特技を教育活動にどう生かせますか。
- 周囲からどのような人だと言われますか。
経験・自己理解について
- ストレスを感じるのはどんなときですか。
- ストレスをどのように発散していますか。
- これまでの人生で一番の失敗経験は何ですか。
- その経験から何を学びましたか。
- あなたの理想の教師像を教えてください。
- その理想に対して、今のあなたは何点くらいですか。
生徒指導・児童生徒対応について
- いじめの定義を説明してください。
- クラスでいじめが起きたら、どう対応しますか。
- 不登校傾向の児童・生徒には、まずどう対応しますか。
- 「勉強はつまらない」と言う子に、どのように学習意欲を持たせますか。
- 子どもたちとの信頼関係を築くために大切なことは何ですか。
- 特別な支援を必要とする児童・生徒にどのように関わりますか。
保護者・同僚との関係について
- 保護者からクレームの連絡があった場合、どのように対応しますか。
- 同僚の先生と意見が対立したら、どうしますか。
- 地域や保護者と連携するために、どのようなことを意識しますか。
- 組織の一員として働く上で、最も重要だと思うことは何ですか。
教育課題・授業について
- どのような学級をつくりたいですか。
- 授業でICTをどのように活用しますか。
- ICTを活用するときの注意点は何だと思いますか。
- 主体的・対話的で深い学びを実現するために、どのような工夫をしますか。
- インクルーシブ教育を進める上で、大切にしたいことは何ですか。
- 最近気になった教育に関するニュースは何ですか。
服務・不祥事について
- 教員の不祥事はなぜ起こると思いますか。
- あなた自身が不祥事を起こさないために、どうしますか。
- 最後に自己PRをしてください。
質問の分野は違っても、自分の経験、教育に対する考え、学校現場での行動を確認する内容が中心です。
生徒指導や保護者対応では、いきなり解決策を話すのではなく、状況確認、本人からの聞き取り、管理職や関係職員との共有、その後の支援まで考えます。
神奈川県では模擬授業も実施される
神奈川県の第2次試験では、個人面接だけでなく模擬授業も実施されます。
2026年実施試験では、指定されたテーマに沿って1単位時間の授業計画を考え、導入から展開にかけて最初の10分間を行う形式です。
授業全体の流れを考える
導入から展開にかけて実施
発問や声かけも含めて授業する
ねらいや改善点を説明できるようにする
10分ですべての授業を終わらせる必要はありません。
授業のねらいを明確にしたうえで、導入から展開へどうつなぐかを見せることが重要です。
模擬授業で意識したい3つの内容
何を理解・習得させたいのかを明確にする
問いかけや声かけを入れ、一方的な説明にしない
対象学年を意識した言葉で、導入から展開へつなげる
練習した後は、「何を伝えたかったのか」「改善するならどこか」を自分の言葉で説明してください。
10分間に内容を詰め込みすぎると、説明するだけの授業になりやすいです。僕なら授業のねらいを絞って、発問→考える時間→説明という流れを丁寧に練習します。
神奈川県の面接対策を進める5STEP
何から始めるか迷ったら、次の順番で進めてください。
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STEP 1
評価観点と最新の試験内容を確認する
個人面接で見られる6つの観点と、模擬授業の条件を確認します。
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STEP 2
面接カード・自己アピール書を作る
志望動機、経験、強みを整理し、書いた内容から想定される追加質問も考えます。
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STEP 3
過去質問への要点を作る
回答を丸暗記せず、結論、理由、経験、学校現場での行動を整理します。
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STEP 4
模擬授業を実際に行う
10分間で実演し、発問、説明、声の速さ、授業の流れを修正します。
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STEP 5
追加質問を受けて直す
提出書類や過去質問から深掘りしてもらい、自分の言葉で説明する練習をします。
面接カードが完成してから話す練習を始める必要はありません。
下書きを作ったら声に出し、詰まった部分を直して、また話します。
模擬授業も同じです。授業案を完成させることより、実際に10分間やって振り返る回数を増やしてください。
INTERVIEW SUPPORT
一人で回答を作り続けていませんか?
面接カード・自己アピール書、志望動機、自己PR、過去質問への回答を確認し、神奈川県の個人面接に向けて練習を進められます。
神奈川県の面接対策でよくある質問
Q 個人面接の時間はどれくらいですか?
過去の受験報告では20分程度です。年度や受験区分によって変わる可能性があるため、最新の案内も確認してください。
Q 過去に聞かれた質問は全部準備した方がいいですか?
一問ずつ完成した回答を作る必要はありません。志望動機、自己理解、教育観、生徒指導など、テーマごとに自分の考えを整理しておく方が実践的です。
Q 面接カードを完成させてから面接練習を始めればいいですか?
完成を待つ必要はありません。話してみることで、書類だけでは気づかなかった説明不足や矛盾が見えてきます。書くことと話すことを並行して進めてください。
Q 神奈川県らしい志望動機にする必要がありますか?
神奈川県の施策を並べるだけでは十分ではありません。自分の経験や目指す教育と結びつけて、「なぜ神奈川県で働きたいのか」を説明できるようにしましょう。
Q 模擬授業と面接は別々に対策すればいいですか?
練習自体は分けても構いませんが、考え方はつながっています。面接で話す教育観と、模擬授業で見せる児童生徒への関わり方が大きく食い違わないようにしましょう。
神奈川県の面接は「書く」と「話す」を一緒に進める
神奈川県の個人面接では、志望動機や自己PRだけでなく、生徒指導、教育課題、保護者対応など幅広い内容が確認されます。
さらに面接カードや自己アピール書があるため、提出書類と口頭回答を別々に考えるのはおすすめできません。
評価観点を確認する→提出書類を作る→過去質問で深掘りする→模擬授業を実演する→実際に話して修正する。この流れで進めてください。
書類を作る、声に出す、答えにくかった部分を直す。この繰り返しで、追加質問にも対応しやすくなります。
面接対策全体の進め方も、あわせて確認してください。
参考:神奈川県教育委員会が公表する教員採用試験の実施案内、個人面接の評価観点、模擬授業に関する案内。質問例は2023〜2025年実施試験の受験報告をもとに整理しています。試験内容は変更される場合があるため、受験時は最新の公式情報を確認してください。


教採ギルド代表
福永 真 Makoto Fukunaga
あ、どうも、サイト代表の「福永 真」です。
「教採ギルド(教員採用試験の情報・対策サイト)」では、公立学校の先生になりたい方に向けて、教員採用試験に関する情報を発信しています。
孤独になりがちな教採対策の伴走者として、気軽に活用してください☺️












